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ファイブ研共同企画

「ソーラーセルの謎」

2001.9.26 UpDated


CITIZEN CRYSTRON SOLAR CELL(1976)

ファイブ研BBSで話題になった、世界初の太陽電池時計「シチズン・クリストロン・ソーラーセル」のガラスとブレスの謎について紹介します。

まず、ガラス製の風防ですが、厚みの違いにご注目下さい。

右側の黒文字盤モデルですが、ドーム状に盛り上がっています。この盛り上がり(笑)は自分の所有物以外見たことがありません。後日交換したものなのでしょうか?

正面写真です。右側はどうしても光源が反射してしまいます(^^ゞ
カレンダーは日本語と英語の国内仕様です。
製造は白文字盤(左)が76年8月、黒文字盤(右)が76年12月です。
なお、左のモデルのブレスは確実にオリジナルではありません。

黒文字盤のブレスです。中留め式で、受けの裏側に「CITIZEN WATCH CO JAPAN ALL STAINLESS STEEL PAT.P.」と書いてあります。オリジナルという話ですが、「CQ」マークがどこにもないのがちょっと不安なところです。

もうひとつ、黄色文字盤モデルのブレスです。こちらは三つ折れで、一番内側の部分に「CITIZEN」の刻印がありますが、表側は無銘で、屋根のような形をしています。製造は1977年1月です。

こちらはファイブ研室長ソラさん所有のモデルです。ガラスは薄め、ブレスの留めには「CQ」刻印付き。カレンダーは「英語/西班牙語」表記とのことで、輸出仕様のようです。製造は1976年9月です。

4つの固体を比較しての感想ですが、まず、ドーム状のガラスはオリジナルかどうか不明としか言いようがありません。ブレスもCQマークの有無がオリジナルか否かを分ける基準とは今の所言えないと思います。

現段階では、確実にオリジナルブレスではない(綾小路秀麿所有の)1個を除く3個は、どれも完全オリジナルの可能性がある、ということで、ソラさんと意見の一致を見ました。
将来、資料や個体の収集がすすめば、この辺りは明らかになって行くでしょう。


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