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綾小路秀麿アイドルを語る 第19回 エビちゃんって何?
−こんばんは、大三元ツモ夫です。先生の月刊化宣言が出たところで、とりあえずゴールデンウィークでヒマなので、5月分を1本消化してしまいましょう。「確かにGWは混んでてどこにも行く気がしないよねえ」 −今回のお題はエビちゃんです。いきなり流行りモノですねえ。「エビちゃんって世間一般でこれだけ人気が出てきたのに、グラビアアイドル研究所のデータではエビちゃん人気が測定できないのが悔しくってね。それが何故なのか考えるのが今回のテーマです」 −なるほど。確かに男性向け週刊誌の表紙やグラビアにはほとんど登場していないですものね。「でも、雑誌や広告に出れば売上が伸びると評判なんだよね。『エビ売れ』って諺もあるしさあ」 −えびフィレオ伝説は記憶に新しいところですが、エビちゃんの経済効果って、数百億円から人によっては8671億円!、とまで言われているのですが、ホントのところはどうなんでしょ?「まあ、『Cancam』が600円×71.5万部×12=51億円とか、えびフィレオ290円×1億個=290億円とか、服の売れ行きが20倍になるとか色々足していくと、年商800〜1000億円になるみたいだよ」 −へえ、すんごいですねえ。「ちなみに、一番大きい8671億円は、10代・20代がファッションに費やす年額が推定1兆7343億円で、その半分はエビちゃんの影響で消費されるから、という凄い根拠で算出されているみたいだけど」 −ちょっとそれはオーバーかもしれませんね。「でも、『CanCam』だって、エビちゃん一人だけで売れてるわけじゃないし、えびフィレオも、もしかしたら市川海老蔵だったらもっと売れてたかもしれないし(笑)。そこんとこ正確に測る物差しがないので、これだけ誤差が出るんだね」 −エビちゃんって、ギャルとオヤヂには人気あるんですけど、ヤンサラ層には人気があるのでしょうか?「まあ、下流男子にはあまり人気ないだろうねえ。キャバクラ通いが好きなSPA!世代にとって、エビちゃんは言わば銀座のナンバーワン・ホステスみたいなものだから、ねえ」 −はぁ…「そもそもエビちゃんには、オトコに媚を売ろうなんて気持ちがないじゃん(笑)。もしそうなら、レースクイーンやってるよ、今頃」 −へぇ…「もっとも戦略としては、3年で飽きて他の若い女のところに行く(爆)オトコよりも、オトコができても結婚しても子供を生んでもファンとしてついて来てくれるオンナを狙うのは正しいけどね」 −なるほど。「なわけで、結局エビちゃんは『女性向けグラドル』だから、男性向けグラドルの調査スキームでは検出できない、ということになる」 −うーむ、なんかおざなりな結論のような気がしますが…「だってしょうがないじゃない(by和田アキ子)。ここからは視点を変えて、早くも翳りを見せていると言われているエビちゃん人気がいつまで続くか考えてみることにします」 −なんか、展開がチョー強引なんですけど。「そこが対談形式のいいところ、デショデショ」 −まあ、そうですが、確かに、昨年後半から若い女性のファッションのトレンドが、エビちゃんを中心とする『かわいい(モテ)系』から『愛され系』に移りつつあると言われるようになってきましたよね。「エビちゃんが高校生だったのは1995〜1998年頃で、宮崎県民だったことは置いておくと、コギャル全盛期だった。なわけで、エビちゃん世代はずっとコギャルファッションを引き摺って来たわけだけど、彼女たちも三十路を意識するようになって、エレガント路線に移行しつつある。もちろん、エビちゃん自身が変身して、引き続き『愛され系』のカリスマとして君臨する可能性もあるんだけど、ここで政権交代が起きる可能性もある」 −そろそろ時期的に『ポスト・エビもえ』が出てきてもおかしくないですものね。「それと最近思うのは、動画に向いてるコと静止画に向いてるコがいるってこと。グラビアでは、オオッ!、と思わせるんだけど、イメージDVDとかテレビのバラエティで見るとガッカリ、ってタイプと、逆にグラビアはイマイチなんだけど、動画を見ると、イイネ、って思えるコと。もちろん、たまに両方光り輝いているコもいて、その場合は大ブレイクしてグラドルの域を越えて行くけどね」 −優香とか、井上和香あたりですね。「で、エビちゃんは雑誌モデルということもあるんだけど、静止画向きだよね。というか、女優には向いてなさそう。あの台詞棒読みが新しい表現だ、という意見もあるみたいだけど、一般的に考えると、ねえ」 −露出が増え過ぎて、神秘のベールとか有り難味が薄れてパワーダウンにつながっているという意見もあります。「確かに、勢いのピークは2006年だったと思うけど、営業的に見るとこれから数年は売り出し費用回収期だから、しばらくはエビちゃん人気も続くと思うよ」 −ボストン・コンサルティング・グループのプロダクト・ポートフォリオ・マネジメントで言うところの『金のなる木』状態というわけですね。「まあ、三十路までにガーッっと稼いで、後はモデルに戻って適当な太さで長く稼ぐ、というのが一番ありえるシナリオだろうね」 −なるほど。「ちなみに、グラビアはイマイチだけど動いてる姿を見ていいなと思ったのは、谷桃子だね。なんと日テレジェニック2007に選ばれて、一躍メジャーの仲間入り。いやあ驚いた」 −最後の最後で強引に谷桃子を持ってきましたけど、紙幅もつきましたので、また次回です。Copyright (c)2007 AYANOKOHJI Hidemaro,DAISANGEN Tsumoo All Right Reserved 2007.5.6 Updated
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